2017年09月22日の図書館だより

2017年09月22日(金)

久しぶりに映画館で観ましたよ、ポケモン…
(す)が映画館で見たポケモン映画は1作目のミュウツーのみなので実に……20年ぶり!?すごい!
あ、(す)のオススメはミュウツーとラティ兄妹とエンテイとジラーチです。(多い)
そして、そう最新作。公開前の情報で「よし、観ない!」と決めていた(す)

しかし、映画が公開されるや否や絶賛の嵐。(す)と同じように「観ない」と言っていた初代ファンからも絶賛されているのを見て、「ほう、そんなにいいのか。まあ確かに観もせずに評価を下すのもどうかな」と考え直し、観に行った結果。

「世間から言われているほど感動しなかった」というのが(す)の評価です。
理由は
・新キャラは確かに可愛かったが“可愛いだけ”。設定も取って付けたようでキャラに深みを出しているわけでもない。
・ライバルキャラは歴代のライバルの要素を詰め込み過ぎてキャラがぼやけている。
・その昔、大勢が泣いた名場面を、突然入れて来て中途半端にオマージュをするぐらいなら完全に新作にするか、完全にリメイクにするかどっちかに振り切ってくれ。
というのが主な理由です。

まあ、当時151匹しかいなかったけど、今や800以上になった現在のポケモン界でサトシが旅に出たら、というIfストーリーとして観ると良いかもしれません。
それなら当時いなかった新ポケモンが出るのも納得できる。

しかし、やっぱり、どうしても、自分の中にある当時の思い出が書き換えられていく感じはもやもやしました。
ただ、EDの映像には感動しました。そう、君たちが観たかったんだよ…と思わず涙。
しかし同時に、EDで出すぐらいなら本編にも出せたんじゃないか…と別の意味で涙。

初代の曲の中に「君たちとの出会いは全部、ちゃんと覚えてる」という歌詞があるのですが…覚えてるからこそ悲しいよ…。
いろんな意味で胸が切なくなった映画でした。

『ポケモンえほんシリーズ』(絵本)
『菊とポケモン』(新潮社) (361.5/ア)

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