2017年05月18日の図書館だより

2017年05月18日(木)

 以前から気になっていた湊かなえ原作のドラマ、『リバース』をようやく見ました。第1話と第2話を見逃してしまったので、第3話を録画しておいたのですが、他に見たいものがあってなかなか見る機会に恵まれませんでした。
 2話分見逃してしまいましたが、(や)は原作を読んだことがあるので、途中から見ても話の流れは分かりますが、それだけにドラマを見ていて「これは何か違うぞ」と思いました。

 原作には登場しない刑事がいることもそうですが、原作では広沢は焼死体となって発見されたのに、ドラマでは広沢の死体はすぐには見つからなかったとなっているではないですか。
 原作とドラマで、多少設定が違うのは仕方がないとは思いますが、大きく変更しすぎである気がします。
映画『しらゆき姫殺人事件』(778/シ)での設定変更は受け入れられたのですが……。

 とりあえず、ドラマ版でも後味悪い感じで終わってくれれば良いのですけれど、深瀬のその後の展開とか披露されたら嫌だな、と思いつつ見ています。
 読み終わった後で「深瀬はこれからどうするのだろう?」と、読者に考えさせる終わり方が好きなので、深瀬が広沢殺しの真実を知った後の事を描かれる事だけはやめていただきたいのです。

(好き勝手に書きましたが、ドラマ版『リバース』好き!という方がいらしたら、すみません……。)

『リバース』(913.6/ミ)
『夜行観覧車』(913.6/ミ)

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