2016年12月11日の図書館だより

2016年12月11日(日)

 12月ももうすぐ半ば。日本のサッカーでは、あと残すタイトルは天皇杯くらい(グランパスはこちらも早々に敗退しています)。間もなくシーズンオフとなりますが、欧州では、チャンピオンズリーグの予選も終わり、いよいよ決勝トーナメント。佳境を迎える季節です。

 12月のお楽しみといえば、クラブ・ワールドカップ。今年も日本で開催されるので、今頃は、あの大物たちが続々と来日しているはず。欧州王者として臨むレアル・マドリードが圧倒的な優勝候補ですが、南米代表のアトレティコ・ナシオナルも侮れません。

 というのも、今回アトレティコ・ナシオナルは、特別な思いを持ってクラブ・ワールドカップに参加しているはずです。11月28日にブラジル1部リーグのシャペコエンセの選手たちを乗せた飛行機が墜落する大きな事故がありました。シャペコエンセはコパ・スダメリカーナ杯(南米クラブ杯)の決勝で、今回来日するアトレティコ・ナシオナルと対戦するためにコロンビアに向かっている途中の事故だったそうです。クラブ・ワールドカップは、おそらくシャペコエンセの思いも背負って彼らは戦うはずです。根はミーハーなのでレアル・マドリードも応援したいですが、今回はアトレティコ・ナシオナルを応援したい気持ちが強くなっています。

 ところで、話は全く変わりますが、先々週の図書館だよりで(い)さんが書いていた、野生の猿に遭遇した話。私も数年前に石川県の田舎で野生の猿に遭遇したことを、ふと思い出しました。(い)さんが見たのは、ほのぼのファミリー猿だったようですが、私が遭遇したのは、少しもほのぼのしていない猿でした。それは、何と!・・・トウモロコシを盗む猿。しかも、両脇に数本ずつ抱えるのみにあらず、口にもくわえていました。ひどい泥棒です。一緒に目撃した母は「明らかに美味しそうなトウモロコシを選んで盗んでいた!」と証言していました。これはただのトウモロコシ好きの妬みのような気がします。(き)

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