2016年07月24日の図書館だより

2016年07月24日(日)

今日は大相撲名古屋場所の千秋楽ですね。

先日、名鉄電車に乗り、須ケ口駅で名古屋方面の電車に乗り換えたところ、メガネを掛けた若いお相撲さんが座っていました。

おぉ、お相撲さんだ。本当に大きいなぁ~、と遠くから見ていると、おばちゃん3人組がお相撲さんに近寄り、名古屋弁で躊躇なく話しかけます。

「わぁ~、お相撲さんだがね。どこから乗ってきたんかね?」
「○○駅です。」
「ほんじゃ、どの部屋かね?」
「○○部屋です。」

その後、しばらくは番付や出身地など、当たり障りのない話題が続いたのですが、

「おみゃぁさんら、みんな涼しげな顔しとられるけど、本当に暑くないんかね?」
「いやぁ、暑いですよ。」
・・・と、会話はやや不思議な方向に進み、

「おみゃぁさんは、実際にはどこまで出世したいんきゃね?やっぱり、いつかは横綱になりたいんきゃね??」
・・・という、ある意味で究極の質問が投げかけられました。

お相撲さんは少し恥ずかしそうに「もちろん、横綱を目指しています。」と答えたのですが、一瞬車内が「エェー、それ聞いちゃうの!?」という空気になりました。その後、おばちゃん3人組は次の駅で降りてしまい、残念ながら会話は終了。

お相撲には疎い私ですが、なかなか面白いやり取りでした。こんな会話を身近で楽しめるのも、ご当地・名古屋場所の楽しみの一つかもしれませんね。(き)

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