2016年05月01日の図書館だより

2016年05月01日(日)

今日から5月ですね。爽やかな季節になりました。冬の間はインドア派でしたが、この季節の休日はなるべく出掛けるようにしています。
少し前に児童室のコーナー5が「のりものあつまれ」から「アンデルセン賞」に変わりました。アンデルセン賞は『小さなノーベル賞』とも呼ばれ、子どもの本の世界では最も権威ある賞。近年では、NHKでドラマ化された「精霊の守り人シリーズ」で人気の上橋菜穂子さんも受賞しています。
 このアンデルセン賞を1984年に受賞している安野光雅さんの作品展「画家 安野光雅展~ふしぎなえから旅の絵本まで~」を三重県菰野町のパラミタミュージアムで観てきました。
「旅の絵本」シリーズは“鳥”の目線からあちこちの国を旅する景色が描かれている安野光雅さんの代表作で、絵の横の説明書きを読んでいくと、ニュートンが林檎落下を見ている場面が描かれていたり、桃太郎の桃が流れていく場面が描かれていたり、と小ネタがいっぱい。はじめて知ったのですが、「ウォー○リーをさがせ!」みたいで、とても面白かったです。「旅の絵本」シリーズはコーナー5に本が並んでいるので、興味をお持ちの方は是非手に取ってみて下さいね。
全体的にも、人柄がうかがえる水彩画の柔らかな色彩がとても素敵でした。オブジェが展示してあった『あいうえおの本』はとてもお洒落だったので、ミュージアムショップで思わず記念に購入してしまいました。
 ・・・と美術館巡りの話ばかり書いていると、私は美術が趣味の人、みたいですが、たまたま美術館に行くのが重なっただけ。今回はパラミタミュージアムの前に少しだけハイキングをして、温泉に入ってからの美術鑑賞という流れで、どちらかというと、温泉がメインイベントでした。この日はちょっと盛りすぎたので、さすがに疲れました。 (き)

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