2015年12月04日の図書館だより

2015年12月04日(金)

みなさんは「杉原千畝」さんという方をご存知ですか?
12月5日に映画が公開されるのでその影響で知ったという方はきっと多いでしょう。
でも映画化される前からこの人を知っていた、という方は少ないのではないでしょうか?
少なくとも私の周りには彼のことを知っている人はいませんでした…

素晴らしい行いをした人なのに何故か知名度が低くて、面接で「尊敬する人は?」とか「好きな偉人は?」など聞かれると決まって「ナイチンゲールと杉原千畝です」と答えるのですが、決まって千畝さんは聞き返されます…。その時の面接官の「そんなやついるの?」みたいな目線…とても悲しいです……

そんな私が千畝さんを知ったのは小学校三年か四年の時、学校の図書室で借りた「小学館版 学習まんが人物館」シリーズ『杉原千畝 六千人の命を救った外交官』(K/289/ス)を読んだことが始まりです。

当時の私は彼の行動や生き方にいたく感動し、自分で子供向けの彼の本が無いか探し、本屋で『杉原千畝物語』(杉原幸子∥著)(K/289/ス)を購入したほどです。
今でもその時のことは思い出せますね~…私が「ほしい本がある!」と言って近所の本屋全て探して、やっと見つけたその一冊を持って駆け寄った時の母のびっくりした顔(・.・;)も(笑)

この映画の公開に伴って、図書館にある数少ない千畝さん本がちょこちょこ借りられていくのを見てちょっと嬉しい気持ちになります。
今回、あえて彼の功績については書きませんでした。どうかみなさん自身の目で本を読んでみてください!
ちなみに千畝さんよりも前にユダヤ人を救っていた日本人として有名な「樋口季一郎」「東条英機」「安江仙弘」さん達のこともご一緒に調べてみてください!   (す)

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