2015年02月02日の図書館だより

2015年02月02日(月)

先月、愛知県図書館の2階で「図書館の下の江戸時代-名古屋城三の丸遺跡-」という展示を見る機会がありました。『名古屋城三の丸遺跡』(A/253.2/ナ)という報告書があるように、県図書館は三の丸の位置にあり、周りは当時の上級武士の屋敷だったそうです。俳人の横井也有も住んでいたと言われています。

展示の発掘物は主にお皿やお茶碗、屋根瓦といったものが主でしたが、裁判所で発掘された磁器の人形が完成度の高い形で残っていたのがすごいと思いましました。

石垣や堀でしか当時の様子を知る事が出来ない官公庁の風景ですが、地中には当時を物語る品々がひっそりと眠っていることを改めて知りました。  (伊)

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